拍手お礼ss 21 - 猫舌 - 西橋編。 「あつっ…」 「どうかした?紫乃」 「…いえ…チョット火傷を…」 「え?どこに?」 「口の中を…」 「大丈夫?」 「えぇ。自然に治るでしょう…」 「……」 「どうかしましたか?」 「紫乃ってさ…意外と自分の事はアバウトだよね」 「そうですか?」 「あぁ。」 「…でも、口の中の火傷って自然治癒が一番早いですよ?」 「そうなの?」 「えぇ…。という事で、治るまでは触らないで下さいね。」 橋爪はニッコリと笑ってそう宣言した。 「え?…紫乃?」 「西脇さんにはキチンと言っておかないと。」 「…それって…」 「私を思ってくれるのならば、治るまでは…ね?」 綺麗な微笑で橋爪はネンを押してくる… 西脇は“降参”とばかりに手を上げて― 「じゃあ、治ったら覚悟して。紫乃。」 |